航空業界最大手の社長は何を語るか。
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鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
航空業界最大手・ANAホールディングスは国際線が好調で業績は急回復。国際畑を歩んできた芝田浩二社長に、訪日外国人の動向や路線戦略などを聞いた。
──国際線航空券の価格が高騰し、業績を牽引しています。
時期を明示するのは難しいが、2024年の上期くらいまで現在の航空券単価の水準に大きな変動はないと思う。
需要は方面別で見ると濃淡がある。東南アジアや北米線の供給量はコロナ禍前に近づきつつあるが、中国と欧州は戻りが遅い。欧州は供給が戻れば、需要も戻る。
一方で中国は、米中関係などを見なくてはならない。米中関係は徐々に良化し、需要も戻ってくるだろう。また中国での日本人の短期滞在は、コロナ禍前と同様、ビザなしにしていただきたい。
国際線は25年以降に拡大
──コロナ禍前に就航が決まっていた羽田─ミラノ線などはまだ就航できていません。
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