新工場の建設で政府から最大750億円の補助金を受けることが決まっている。

橋本眞幸(はしもと・まゆき)/SUMCO 会長兼CEO。1951年東京都生まれ。76年東京工業大学大学院修了後、三菱金属(現三菱マテリアル)に入社。2011年三菱マテリアル副社長。12年、出資先だったSUMCOの社長に就任。16年から現職(撮影:尾形文繁)
特集「2024大予測|スペシャルインタビュー」の他の記事を読む
鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
![週刊東洋経済 2023年12/23・12/30新春合併特大号(2024大予測)[雑誌]](https://m.media-amazon.com/images/I/51Pa1qc9iYL._SL500_.jpg)
『週刊東洋経済 2023年12/23・12/30新春合併特大号(2024大予測)』。書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。定期購読の申し込みはこちら
SUMCOは、半導体チップの基板となるシリコンウェハーで信越化学工業と双璧を成す世界大手。24年の半導体業界をどうみるのか、橋本眞幸会長に聞く。
──シリコンウェハーの市況は?
足元では底をはっている。(とくに落ち込みが激しい)メモリーの価格は下げ止まっているが、それはメモリーメーカーが減産したから。メモリー向けが立ち上がるまで来年いっぱいはかかりそうだ。
──半導体の市況は、ロジックでは来年度の上期に回復し始め、メモリーでは下期にかけて上向いてくるといわれています。材料であるウェハーの市況回復は半導体そのものより遅れるのですね。
ロジック向けは受注生産に近いのでさほど遅れない。24年後半には徐々に立ち上がってくるだろう。
この記事は有料会員限定です。
ログイン(会員の方はこちら)
有料会員登録
東洋経済オンライン有料会員にご登録いただくと、有料会員限定記事を含むすべての記事と、『週刊東洋経済』電子版をお読みいただけます。
- 有料会員限定記事を含むすべての記事が読める
- 『週刊東洋経済』電子版の最新号とバックナンバーが読み放題
- 有料会員限定メールマガジンをお届け
- 各種イベント・セミナーご優待
トピックボードAD
有料会員限定記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら