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活況のエアライン「ANAとJAL」で分かれる明暗 国際線チケットの単価は10万円超まで上昇

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国際線の見通しは良好だが……

空港に駐機するANAとJALの旅客機
国内線ではANAとJALのシェア争いが激しくなりそう(撮影:尾形文繁)

特集「2024大予測|産業・企業編」の他の記事を読む

鳴動する政治。終息しない戦乱。乱高下する市況。その先にあるのは活況か、暗転か――。
『週刊東洋経済』12月23-30日 新春合併特大号の特集は「2024年大予測」。世界と日本の行方を総展望する。
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ANAホールディングスの10月31日の決算会見。芝田浩二社長は、「営業利益は額、率共に上期として過去最高となりました」と好決算を振り返った。

ANAの2023年4〜9月期(上期)売上高は1兆0027億円(前年同期は7907億円)、営業利益は1297億円(同314億円)とコロナ禍前を大きく上回った。上期として6期ぶりの最高益だ。

日本航空(JAL)も、最高益ではないものの、23年4〜9月期の売上高が8209億円(同6185億円)、営業利益が883億円(同41億円の赤字)と大きく回復した。

国際線の単価上昇が利益を牽引

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