「アクセンチュアは強さを引き継ぎ、日本のプレゼンスは上がった」。

江川昌史氏(59)の前にアクセンチュアの社長を務めていたのが程近智氏(64)。2006年から15年まで社長、その後は会長、相談役を務めた。かつてのトップは古巣をどうみるか。
自己実現のために会社を利用してもいい
──アクセンチュアはコンサルティング業界トップに上り詰め、東京大学など最難関校からの就職人気も高いです。
東大や京都大学でも就活ランキングの常連だ。大学からすると複雑だとは思う。官庁や銀行に優秀な人材が向かわず、外資のコンサルにばかり行くのがいいかどうか。私は1982年に入社したが、その頃はあまり社名を知られていなかった(笑)。
もっとも、今は人材輩出源の面もあり、アクセンチュアを自己実現のためのプラットフォームとして、利用してもいい。アクセンチュアを卒業し、その人が求められる業界に行ってから、また戻ってこられる。そういうやり方は10年ほど前から確立している。
──歴代社長を見ると、江川さんや程さんは9年超、初代の森(正勝)さんも13年以上、社長をやっています。
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