パートナーなら平均年収は3000万円超え、難関大生の注目企業1位はアクセンチュアだった。

マッキンゼーやBCGなどの戦略系はアクセンチュアなど総合系よりも年収が高い(写真:Luce / PIXTA)
総合コンサルの巨人、アクセンチュアの成長が止まらない。戦略からITまで横断的に顧客を囲い込み、売上高・人員ともに拡大中だ。本特集では同社の最新事情を詳細にリポート。ビッグ4や異業種を含めたライバル企業の動向、さらに頂点を迎えたコンサル業界界隈に置きつつある地殻変動もお届けする。
コンサルティング業界は総じて高収入だ。就職・転職者向けサイトを運営する、オープンワークのデータを基にした平均年収一覧では、戦略コンサル会社の6社はすべて1000万円を超えている。
マッキンゼーなど戦略系の平均は全て1000万円台
とくに若いうちから一定以上の収入を得たいなら戦略系を選ぶのが有利で、オープンワークの年齢別の推定年収からも総合コンサル6社との違いが鮮明である。近年はベースアップが進んでいることもあり、マッキンゼー・アンド・カンパニーなど戦略系であれば、マネジャー未満のコンサルタントでも、年収1000万円を超えるケースが珍しくない。
順調に昇進を重ねれば、新卒で10年強、中途なら10年弱を目安にパートナーに到達することも可能で、年収は3000万円を超えることが多い。コンサル会社によっては、プロジェクトの売上高の一部を受け取る仕組みがあり、年収1億円に及ぶこともありうる。
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