戦略、ITだけじゃない。それとは違う顔もアクセンチュアにはある。
ソング本部はデジタルマーケの集積地
企業と顧客の接点を変える。アクセンチュアでそんな役割を担うマーケティング関連の組織がソング本部だ。2022年4月に「インタラクティブ」という名称から「ソング」に変更された。全部で5つあるセグメントでも売上高の成長率がとりわけ高く、製造業のデジタル化を支援するインダストリーX本部と同様、他の部門よりも倍の成長率を課されている。
ソングが推し進めているのが、買収による戦力の拡大である。2016年にデジタルマーケティング事業を手がけるアイ・エム・ジェイを買収、「コンサルがそこまでするか」と国内の広告代理店関係者を驚かせた。2021年には、eコマースサイトの構築などを手がけるビジネットシステム、タンバリンを立て続けに買収。2023年には国内最大のPR会社、ベクトルの子会社であるシグナルを買収した。


















