スタートアップ「活躍できる人、ダメな人」4大差 「どのスキル」が必要?「何歳でもOKな人」の特徴

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1つめは、「なぜスタートアップで働きたいか」業界への転職目的がきちんとあるかどうかです。

【大差がつく点①】なぜスタートアップで働きたいか「転職目的」がきちんとある

スタートアップで活躍できる人は、「いまいる企業ではなかなかすぐに実現できないことを、スタートアップでかなえたい」と考えています。

「経営陣直下のポジションで、新しい事業を立ち上げる経験をしたい」
「AIなどの成長領域で、急拡大する組織フェーズを経験したい」
「環境問題に取り組むスタートアップで、マネジメント経験を積みたい」

など、「自分のキャリアアップの課題」を「スタートアップ転職でかなえる」という目的があるのです。

コンサル出身者に「活躍できない人」が多い理由

一方、活躍できない人には、スタートアップ業界への明確な転職目的がありません

意外にも、これはコンサルティング会社出身者に多い印象です。

彼らは優秀で、どこででも活躍できそうなポテンシャルがあるため、スタートアップ転職自体は難なくできます。

しかし、自分のスキルを活かして、あるいは自らのキャリアのために、スタートアップ業界で「どういうことをしたいのか」が本人にもわからず、周囲にも伝わらず、その結果、パフォーマンスが出せずに退社する人を、これまでに数多く見てきました。

スタートアップで活躍できる人材かどうかは、「スタートアップ業界への転職目的」と「成果を出せるスキル」とのマトリックス図でわかる(図『スタートアップ「転職×副業」術』より)
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