スタートアップ「活躍できる人、ダメな人」4大差 「どのスキル」が必要?「何歳でもOKな人」の特徴

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【大差がつく点②】「再現性がある」「成果をコミットできる」スキルがある

2つめの「大差」は、「成果を出せるスキル」があるかどうかです。

スタートアップ企業は、基本的に即戦力人材を採用し、入社後3~6カ月以内に成果を出すことを求めます。

そのため、会社(環境)が変わっても「再現性」があり、「目に見える成果」をコミットできるスキルを持つ人は、スタートアップで活躍できます。

反対に、そうしたスキルのない人、たとえば「あなたのスキルは何ですか?」と聞かれたときに、これまでの経験をただ並べる人は、スタートアップで活躍できない人となってしまいます。

スキルを尋ねたときに、「新人研修で外為事務を学んだことがあります」などと言う人がいます。

「では、あなたは外為事務でどのような成果を出せますか?」と聞かれ、答えられなければ、それは「成果を出せるスキル」とは言えないのです。

「仕事は何をしている?」と聞かれたら、何と答える?

3つめの「大差」がつくポイントは、「仕事は何をしているの?」と聞かれたときにわかります。

【大差がつく点③】「名札」ではなく「値札」を言えるか

スタートアップで活躍できる人は、「マーケティングの仕事をしています」「脳外科医です」などと業務内容を答えます

プロフェッショナルとしての自分の市場価値、すなわち「値札」を言えるのです。「名札から値札へ」とは、経営コンサルタントの大前研一さんの言葉です。

いっぽう、仕事を尋ねられたときに、「〇〇銀行に勤めています」「〇〇病院に勤務しています」「〇〇市の公務員です」などと社名・組織名を答える人は、往々にして、スタートアップでは活躍できない人になります。

さらには、「僕、〇〇大卒なので採ってください」などと言う30代などもいますが、「あなたは大学卒業から30代になるまで、何をしていたの?」という話になってしまいます。

しかし新卒採用の弊害か、いつまでも学歴という「名札」で転職できると思っている人は、案外多いものなのです。

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