コロナ禍を経て「スタートアップで働きたい」という人が急増している。社会が大きく変わっていく時代だからこそ、「社会を変革する側」に早めに入っておきたい、と考える人が増えているのだ。
スタートアップ企業にコアメンバーとして参画するための転職・副業サイト「アマテラス」を2011年から運営している藤岡清高氏は、「スタートアップ転職・副業のプロ」として、これまでに2000人以上からスタートアップ転職や副業の相談を受けてきた。アマテラスを通じて、毎年200人以上がスタートアップ企業のコアメンバーやCxO候補として参画している。
そんな藤岡氏の初の著書『「一度きりの人生、今の会社で一生働いて終わるのかな?」と迷う人のスタートアップ「転職×副業」術』は、スタートアップで「働きたい人」「副業してみたい人」「興味がある人」の知りたいことが全部わかる、日本初の入門書だ。
「スタートアップ転職・副業のプロ」である藤岡氏が、キャリアに悩む人たちに向けて、スタートアップ企業で「活躍できる人」と「全然ダメな人」との間にある4つの大差について解説する。
「活躍できる人」「ダメな人」ははっきりと分かれる
スタートアップ転職の希望者や、副業の希望者は、年々増えています。とくにコロナ禍を経て、その数は急増しました。
僕が運営しているスタートアップ転職・副業サイトの「アマテラス」では、転職希望の登録者(2022年)が、コロナ前(2019年)と比較して約3倍に増加しています。
登録者たちにヒアリングすると、
「社会がコロナによって、これから大きく変わっていく」
「だから『社会を変革する側』に早めに入っておかないと、取り残されるんじゃないか」
と、みな一様に話してくれます。
しかし、スタートアップに転職すれば誰もが活躍できるというわけではありません。
率直に言って、スタートアップで「活躍できる人」と「あまり活躍できない人」には「4つの大きな差」があると感じています。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら