ミドル、シニア層こそ「新たな学び」を始めよう
長年、会社の上司や先輩の教えに従い、第一線で懸命に働いてきた、35歳以上のいわゆるミドル、シニア層(ミドル層は35歳~54歳、シニア層は55歳以上とされる)。
これまで多くの実績を積み、多くのことを学んできた彼らは、「後進を育てよう」という意識はあっても、「新たな学びを始めよう」という意識は薄いように感じます。
変化の激しい新しい時代において、「過去の経験の蓄積」だけで適応するのは困難です。
そのうえ、年齢を重ねるほど、自身の「過去の経験」や「知識の蓄積」に固執し、「変化への対応」が苦手になる人が増えてきます。
このような状況下で、ミドル、シニア層こそ、今すぐ「独学」を始めるべきです。
ミドル層に突入する35歳以降に「効果的な独学」ができるかどうかが、「この先のキャリアを決める『大きな分岐点』」となります。
「主体的に学ぶ道を選んだ人」と「過去の実績や経験に頼って生きていく道を選んだ人」では、大きな差がつくことは明らかです。
ただ、近年話題を集める「リスキリング」という言葉のみに振り回されて、効果的な学びができず疲弊するのも、この世代の特徴です。
次のページからは、35歳を過ぎたら今すぐ「独学」を始めるべき理由とその本質について、重要な4つのポイントを紹介します。
「独学」の道を選んだ人が「これから何を、どう学ぶべきかのヒント」になれば幸いです。
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