あなたは「エグゼクティブ同士の社交」ができるか
「リベラルアーツ(liberal arts)」は、日本では「一般教養」などと訳されますが、古代ギリシャでは「自由人の教養」という意味合いだったようです。当時の「自由」は「非奴隷」を意味し、「人を自由にする学問」とも呼ばれます。
大学の教養課程でリベラルアーツを学ぶのは、人間として偏りのない知識を持ち、真理探究の精神を植えつけるためとされています。
「仕事には役に立たない」と思われがちなリベラルアーツですが、じつは近年、「社会人が備えるべき素養」として欠かせないものであると注目を集めています。
グローバルな環境では、「エグゼクティブ同士での社交」ができるかどうかが「ビジネスリーダーの条件」の1つになっています。
そのとき重要なのが、ビジネスとは関係なく、歴史、美術、音楽、文学、地理など、「リベラルアーツの素養」が求められるような会話です。
「ビジネスと一見かけ離れた幅広い知識」こそが、あなたの今後のビジネスを支えるのです。リベラルアーツが備わっていれば、どんな場所でも、初対面の人でも、「スムーズな社交」が可能です。
つまり、「リベラルアーツの素養」があるかないかで、今後の「社会人としての伸びしろ」が大きく変わってくるともいえます。
リベラルアーツがもたらすものは、「エグゼクティブ同士の社交」だけではありません。次ページからは、「リベラルアーツを学ぶことで能力を伸ばせる4つの理由」を解説していきます。
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