最後の4つめは、「個別具体的な経験を『普遍性の高い学び』に結びつけられる」からです。
「幅広い普遍的な学び」であるリベラルアーツを学ぶことで、みなさんそれぞれが経験する自身の「個別具体的な経験」を「普遍性の高い学び」に結びつけていけるようになることも重要なポイントです。
大切になるのは、「個別具体」と「普遍」を往還する「チャンクアップ・チャンクダウン思考」の習慣を身につけることです。
個別具体のケースについて、
「それを具体的な事例で示すとどうなるか」【チャンクダウン】
と自問自答する「チャンクアップ・チャンクダウン」の思考習慣を身につけるのに大きな役割を果たすのがリベラルアーツなのです。
「個別具体的な経験」から「普遍的概念」を導き出すとき、リベラルアーツの知識がいわば「思考の補助線」となって「個別具体」と「普遍」を紐づけします。
リベラルアーツの豊かな知識を持つことで、「重層的な学び」が可能になるのです。
リベラルアーツが「独学力」を強化する
変化が激しく、「正解のない時代」にあって、最も重要な能力は、「時代の変化に対応できるだけの学び」を自ら続けられる「独学力」です。
この先、生き残るためにも、その「独学力」の知的な基盤になる「リベラルアーツ」を学ぶことは必須といえます。
ぜひみなさんも「リベラルアーツ」を幅広く学び「独学力」を高めることで、この先「生き残れる人」になってください。
「リベラルアーツと独学力の有無」によって大きな差がつく、私はそう確信しています。
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