
昨年10月に世界一周航空券を使った世界一周旅行を始めた。ところが、同じく海外にいた家族が大けがをして緊急手術を受けたため、イスタンブール(トルコ)で離脱し旅を数カ月中断した。
海外旅行保険のありがたさが身に染みたが、その話はいずれするとして、今回は世界一周を再開するにあたって“恐る恐る”利用した、中華系キャリアの激安ビジネスクラス搭乗記を2回にわたってお届けする(本記事は1回目)。
激安な航空券、無料宿泊もついてくる?
今年4月、世界一周旅行を再開するため日本からイスタンブールに向かう航空券を探し始めた。
世界一周航空券を利用しての旅だったので、イスタンブールから先の航空券は全て手配済みだったが、そこまで戻る航空券を取らなければならない(世界一周航空券の詳細については前回記事を参照)。
東京からイスタンブールまで、直行便は全日空とターキッシュ エアラインズが運航している。フライトは約13時間で、4月の片道運賃はエコノミーで13万~16万円だった。
すでにビジネスクラスで世界半周しているので、身も心もすっかり贅沢になって「エコノミー13時間はつらい」と感じてしまう。だったら「乗り継ぎながら向かおう」と経由便を探し始めた。時間がかかる分、経由便のほうが安いことが多い。
LCCも含めて航空券をしらみつぶしに探しているとき、かなり"おかしな"航空券を中国南方航空のサイトで見つけた。
イスタンブールではなく、トルコの隣にあるジョージア・トビリシ行きだが、日にちによっては価格の幅が異常に大きく、エコノミーよりビジネスクラスのほうが安い日がいくつかある。全日空やターキッシュエアラインズのエコノミーと比べても安い。

低価格の理由は乗り継ぎが2回発生し、しかも中国で最低1泊する必要があるからだとわかった(エコノミーは謎に高いのだが……)。こちらは世界一周中の身、中国での乗り継ぎは望むところだ。
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