100万マイルGetを目指す弾丸世界一周旅の顛末 予想外のトラブル続出でもリカバリーに奮闘した
50代にして、9日間でエコノミークラス25フライト、ホテルのベッドで寝られたのは計7時間という過酷な世界一周を経験したトラベルジャーナリスト、橋賀秀紀さん。きっかけは、スカンジナビア航空の100万マイルキャンペーン(以前の記事参照)でした。
トラブル続出だった世界一周旅の様子について、前編に引き続き後編をお届けします。
ふらふらの体でヨーロッパを離脱
夜行バスでたどり着いたパリから、エールフランスでジュネーブ(スイス)に到着。5時間20分乗り継ぎの間、夜行バス明けの体をおして、レマン湖沿いを中年男2人で散策する。
この日の平均気温は3.5度。レマン湖は鉛色の厚い雲で覆われていた。観光客などいるものか……と思いきや、意外に多い。なぜこの時期のジュネーブに来たのかは謎である。寒さと疲労から市内観光は90分が限界だった。
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