9日間の世界一周挑戦で「地獄を見た」50代弾丸旅 目指すは100万マイル ベッドで寝たのは7時間
「飛行機で世界一周旅行」
こう聞くと、人は優雅な旅を想起するだろう。だが、筆者が経験したのは9日間でエコノミークラス25フライト、ホテルのベッドで寝られたのは計7時間という過酷な世界一周だった。
筆者はこれまでそれなりに過酷な旅行をしてきた。大学生のときはアメリカ大陸横断でグレイハウンドバスに5連泊し、サハラ砂漠はトラックの荷台で縦断した。
だが、こうした旅行は「若い」からできたと感じていた。50代にさしかかったいま、ここまでハードな旅を再び実践する日が来るとは思っていなかった。
きっかけは以前の記事にも書いたように、スカンジナビア航空の100万マイルキャンペーンだった。スカンジナビア航空と提携航空会社計15社に乗ると100万ポイント(ほぼ100万マイルに相当)をボーナスとして進呈しますよ、という内容だ。
サラリーマンである筆者が挑戦する時間的な余裕はないと半ばあき
そして2024年12月、A氏と2人、成田からロサンゼルス行きのZIPAIRに乗り込んだ。そのときは、
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