9日間の世界一周挑戦で「地獄を見た」50代弾丸旅 目指すは100万マイル ベッドで寝たのは7時間

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ロサンゼルスから、アエロメヒコでメキシコシティに到着。

ケチのつきはじめは、メキシコシティの空港だった。アエロメヒコのカンクン行きに搭乗しようとゲートに行くも、自分が乗るはずの便の情報が空港内の案内掲示板にも搭乗ゲートにも表示されなかったのだ。

メキシコシティの出発ゲート
メキシコシティ発カンクン行きのアエロメヒコの出発ゲート。なぜか空港の案内掲示板でこの便の情報が突如消えてしまった(写真:筆者撮影)

首都の国際空港だが、アナウンスはスペイン語オンリー。ゲートにいる地上職に、カンクンへ飛ぶ便か、2回確認する。空港の案内掲示板が信用できないなら、何を頼りにすればよいのだろう。

カンクンのホテルに到着したのは午前2時。寝られたのはわずか2時間。翌朝6時20分にホテル発のバスで空港に向かう。何のためにビーチリゾートのカンクンに来たのだろうか。

乗る便が欠航、搭乗口で旅程大幅組み替え

カンクンのビーチ
カンクン発アトランタ行きのデルタ航空機内から見下ろすカンクンのビーチ。カンクンまできてビーチを上空から眺めるだけという悲哀を感じる(写真:筆者撮影)

カンクンからはデルタ航空でアトランタ、続けてボストンへ飛んだ。その次はヴァージン アトランティック航空でロンドンへ渡り、さらにパリへ移動する予定だった。

ロンドン在住のトラベルライター兼ジャーナリスト、さかいもとみさんから「ヒースロー空港は嵐で欠航続出」というメッセージが届いた。だが、今回のキャンペーンでヴァージン アトランティック航空に乗る必要がある以上、ロンドン経由はどうしても外せない。

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