中国人が増えすぎて芦屋が「チャイナタウン化」は本当なのか…? ウーバー配達員が感じた「セレブの街・芦屋市」の本当の課題

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芦屋川
「芦屋市がヤバイ」? 芦屋市で活動中のウーバー配達員が体感している「真の課題」とは(筆者撮影)
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芦屋市で今、中国人の数が増加している?

「芦屋市の高級住宅が中国人に買い占められている」「外国人のマナーの悪さに住人が苦情を訴えている」……。ここ最近、セレブの街“芦屋”の話題を見かけることが多くなった。ネットには「日本が中国に乗っ取られる」「外国人の不動産取引を規制すべき」などのコメントが目立つ。とどのつまり「芦屋市がヤバイ!」というわけだ。

私はウーバー配達員として6年前から、芦屋市と神戸市を中心に活動している。出前館やロケットナウの配達件数も含めると、フードデリバリー配達員としての配達件数は8000回を超えた。

芦屋に精通している私からすると、近ごろのネットの反応は「ちょっと熱を帯びすぎているかな?」と思うことがある。なぜなら統計的にも体感値的にも、芦屋市の外国人の数はそこまで増えているわけではないから。

芦屋市の町別人口及び世帯数(住民基本台帳人口)によると、令和7年11月1日時点の人口は合計9万3485人(うち、外国人が2261人)。令和元年11月1日時点の人口は合計9万5734人(うち、外国人が1674人)。つまり直近6年間で、芦屋市の外国人は587人増加した。これを多いと見るか少ないと見るかは、それぞれの判断にお任せしたい。

国籍の内訳に関する最新データは見つけられなかったが、芦屋市の公式サイトにあったPDF資料『多文化共生のまちへ』によると、令和5年8月1日時点で芦屋市には国籍数64カ国。計1892人の外国人が住んでおり、このうちの525人が韓国・朝鮮。513人が中国人。123人がアメリカ人となっている。

芦屋市公式サイトのスクリーンショット
(画像:芦屋市公式サイトより)
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