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中国人が増えすぎて芦屋が「チャイナタウン化」は本当なのか…? ウーバー配達員が感じた「セレブの街・芦屋市」の本当の課題

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  • 佐藤 大輝 肉体派ライター・ウーバー配達員ライター
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話を六麓荘町の、地理や規模に戻そう。六麓荘町にある家は巨大な豪邸ばかりだか、実は町全体はコンパクトだったりする。私は本記事の執筆にあたり、YONEXのTシャツを着て、六麓荘町を1時間ほどブラブラしてみた。その結果、昔と今で特に大きな変化は感じなかった。六麓荘町で見かけるのは高級車、業者の車、学生用の送迎バス、見回り中のパトカーくらい。町内は静寂に包まれており、鳥の鳴き声がよく聞こえた。

六麓荘町(筆者撮影)
六麓荘町では景観を損ねないよう電線がない(筆者撮影)

昼と夜で全然景色が違う…セレブの街が抱える「真の課題」

ところで、メディアではまったく報道されない、芦屋市が今抱えている深刻な課題がある。それは「高齢化」だ。私はウーバー配達員としてJR芦屋駅周辺で活動するとき、「近い将来、日本ってこんな感じになるんだろうな……」と毎回複雑な感情を抱いている。昼時の芦屋駅周辺は、驚くほど高齢化率が高い。私が見た限り、街を歩いている人の80%ほどがお爺ちゃんお婆ちゃんばかり……。

芦屋駅前はこんな感じ(筆者撮影)
芦屋についての記述もある『ルポ 超高級老人ホーム』(甚野博則著・ダイヤモンド社)(筆者撮影)

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【全国平均よりも高い高齢化率】

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