「もはやセレブ食」「もうちょい出せば焼肉に行ける」との声も…。1食2000円「ウーバーでのココイチ離れ」に配達員が感じたこと
ココイチは約10年前の価格と比べて、1.5倍近い値段になっている。さらに、ウーバー価格もとんでもないことになっている（著者撮影）
学生時代、私はココイチのロースカツカレー（当時の価格680円）をよく食べに行っていた。
100円をプラスして大盛にしたり、友達と悪乗りで10辛に挑戦したり、お金がないときはポークカレー（当時の価格430円）で済ますこともあったけれど……。ココイチを食べるときは、いつも笑顔だった。
ココイチ「ウーバー価格」の衝撃実態
しかし今、ココイチのメニュー表を見ると、私は真顔になる。当時（約10年前）の価格と比べて、1.5倍近い値段になっているからだ。
具体的にはロースカツカレー998円。ポークカレー646円。手仕込とんかつカレー1192円……。国民の平均所得が「横ばい力」を発揮するこの国で、ココイチへお気軽に足を運べる人はおそらく少数派だ。
唯一変らないのは、ココイチの「おいしさ」だけ（著者撮影）
ところで私は普段、ライター業のかたわらでウーバー配達員をしており、それゆえ、ウーバー価格に目を向けることも多い。ココイチは今、そのウーバー価格がとんでもないことになっている。
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