"脳に良い"との報告も「チーズの食べ方」の最適解――脂質のリスクをどう抑える? 健康効果を打ち消さないための「意外なルール」【医師が解説】

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スウェーデンと日本で報告された「脳とチーズ」の関係とは?(写真:Nishihama/PIXTA)

認知症患者の増加が予想されている日本。最新の推計では、2025年の認知症高齢者は約471.6万人、65歳以上に占める割合(有病率)は12.9%で、およそ8人に1人の水準です。

また、認知症の一歩手前とされる軽度認知障害は、2025年に約564.3万人で、有病率は15.4%と推計されています。

意外な食品が認知症予防になる

認知症を発症すれば、本人だけでなく家族の負担も大きく、なるべく防ぎたい病気ですが、発症を完全に防ぐ方法や治す薬はいまだありません。

だからこそ、若いうちからの生活習慣で、認知症になるリスクを少しでも下げることが重要になります。定番の運動習慣、高血圧など生活習慣病のコントロール、質の良い睡眠と並び、よりよい食習慣が世界中で議論されているのは、そのためです。

そのようななか、意外な食品が認知症予防になるというニュースが、昨年12月に国内外で発表され、話題になりました。“体に悪そうな”飽和脂肪酸を含む高脂肪チーズや生クリームの摂取によって、認知症が少なくなる可能性があるという報告です。

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