
ジョージアの子供たち。本記事では、1泊2000円台「東ヨーロッパ貧乏旅」の正直な感想をお届け(筆者撮影)
現役ウーバー配達員で“肉体派ライター”の佐藤大輝氏があらゆるモノやサービスを検証。机上ではわからない「本気の現場レビュー」を届けます。第11回の後編は「ジョージア貧乏旅行」
1泊2000円台って大丈夫? 海外ホテル選びのポイント
「最終バスは1時間前に出てしまった。だから俺のタクシーに乗っていけ」
21時過ぎに到着したジョージアのトビリシ国際空港で、私はタクシーの客引きにあった。近くにいた空港職員らしき女性も「この時間はタクシーしか市内への移動方法はないわ」と同調していたが⋯⋯グッドタイミングで1台のバスが到着。私が「まだバスあるじゃん」と指をさすと、2人とも「ソーリー」と笑っていた。

空港〜市内を結ぶバスは23時頃まで運行。移動時間は約40分。料金は100円程度(筆者撮影)
ジョージアは旧ソ連の構成国で「最もアジアに近いヨーロッパ」として有名だが、先進国で占められているユーロ圏と異なり、実は途上国。人口は約370万人。北海道よりやや小さい国土は、トルコやロシアといった国々と面している。通貨はラリ。公用語はジョージア語。
途上国でよくある“ボッタクリ”に気を付けなくてはと身構えながら、私は日本の地方空港サイズのトビリシ国際空港前から、市内行きのバスに乗り込んだ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら