9日間で世界一周し破格「100万マイル」Getなるか 話題のスカンジナビア航空キャンペーンに挑戦
2024年10月にスカンジナビア航空が発表した100万マイルボーナスキャンペーンが、航空旅行関連の情報を発信するアカウントの間で話題を呼んでいる。
これは期間中に同航空と提携している15社に搭乗すると「100万マイル」のボーナスマイルを提供するというものだ。
そもそも100万マイルとはいったいどのくらいの距離なのか。
地球から月までが片道約24万7000マイル(約39万7500km)なので、100万マイルはおよそ「地球と月の2往復分」に相当する。もし100円で1マイルが貯まるクレジットカードを利用した場合、1億円の買い物をしてようやく得られるマイル数ともいえる。
通常、マイレージプログラムのキャンペーンで、特別に得られるマイル数は数千マイルか数万マイルがほとんどである。
過去には10万マイル程度のキャンペーンもいくつか存在し、2000年にはラテンアメリカの航空会社による「ラテンパス」が10社などに搭乗することを条件とした100万マイルキャンペーンを実施したことがある。
だが、こうした「大盤振る舞い」は近年見られず、消滅してしまったかに見えていた。
このような中で久々に目にしたのが、スカンジナビア航空の100万マイルボーナスキャンペーンだ。いったいどのような内容なのだろうか。まず概要を見てみよう。
100万マイルボーナスキャンペーンの概要
【キャンペーン実施期間】2024年10月8日~12月31日
【キャンペーンの対象者】スカンジナビア航空の公式アプリで参加登録を行ったユーロボーナス(スカンジナビア航空のマイレージプログラム)会員すべてが対象。
ボーナス獲得のためにはユーロボーナスの番号を登録して有償航空券(マイル加算対象運賃)で搭乗するか、ユーロボーナスの特典航空券を利用して搭乗するかのいずれかが必要。
【ボーナスマイルの概要】期間中、ユーロボーナスと提携している航空会社のうち、異なる5社に搭乗するとユーロボーナスの1万ボーナスポイント、10社に搭乗するとユーロボーナスの10万ボーナスポイント。15社に搭乗するとユーロボーナスの100万ボーナスポイントが獲得できる。
【そのほかのルール】このキャンペーン開始前に予約を行っていた場合も加算対象となる。フライトの事後加算は2024年12月20日までに行う必要がある。
1つの航空券でたとえば2区間飛び、1つがスカンジナビア航空、もう1つがデルタ航空だった場合も、2つの航空会社に搭乗したとカウントされる。結果は2025年1月に通知される。
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