有料会員限定

神津里季生氏(連合前会長)の証言 第3回/極秘会談で知らされた、民進と「小池新党」との合流構想

✎ 1〜 ✎ 4 ✎ 5 ✎ 6 ✎ 7
著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

有料会員限定記事の印刷ページの表示は、有料会員登録が必要です。

はこちら

はこちら

縮小

労働運動と政治はあくまでも別物。矩(のり)を越えてはならないとしてきた神津氏が図らずも巻き込まれた、「小池新党」騒動の顛末。

連合前会長の神津里季生氏
神津里季生(こうづ・りきお)/連合前会長。1956年生まれ。79年東京大学教養学部卒業、新日本製鉄(現日本製鉄)に入社。基幹労連中央執行委員長などを経て、2013年連合事務局長、15年に会長就任。21年会長を退任。現在は全労済協会理事長。(撮影:梅谷秀司)
「残業時間の上限規制」「同一労働同一賃金」という重要政策が安倍政権で一気に進んだ。当時の労働界トップ、神津里季生氏の証言を4回に分けてお届けする。
21世紀に入ってから25年ほど経過した。この四半世紀を振り返り、その間の主な出来事や経済社会現象について、当事者たちの声を掘り起こしていく

連合は「政治」に正面から向き合う存在だ。働く者が中心となる社会を実現するため、連合では各種の政策を推進している。とはいえ労働運動と政治はあくまでも別物。越えてはならない「矩(のり)」があるということを、人一倍意識してきたつもりだ。

そんな私自身が思いがけず深く関わることになったのが2017年秋の総選挙における野党の再編だ。日本全体を混乱に陥れた一連の出来事の顛末を伝えたい。

関連記事
トピックボードAD