意志が弱いからでも、怠けているからでもない…。「つい先延ばしにする人」が変わる意外な方法

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(写真:zon/PIXTA)
今のままではいけないと感じていながらも、なぜか体が動かないという人も多いのではないでしょうか。
明治大学教授の堀田秀吾氏によると、それは意志が弱いせいではなく、「動きたい心」と「動けない脳」がせめぎ合っている、ごく自然な状態だそうです。
本記事は、世界中の研究や論文から「動けなさ」の正体を読み解いた堀田氏の著書『とりあえずやってみる技術』より、一部抜粋・編集のうえお届けします。

とりあえずやってみるための仕組みづくり

新しく読みたいと思って本を買ったのに、1ページ目で止まってしまった。

週末にジムに行こうと決めていたのに、ソファから立ち上がれなかった。
久しぶりに連絡を取りたい友人がいるのに、メッセージを送る手が止まった。

興味のある講座を見つけたのに、「また今度でいいか」と申し込まずに終わった。

こんなふうに、何か新しいことを始めたいと思いながらも、なかなか行動に移せないことがあります。

ただそれは、意志が弱いからでも、怠けているからでもありません。単純に、新しい行動には「エネルギー」が必要だからです。

この「最初の一歩」を踏み出すために必要な筋力は、行動を始める大きなハードルとなります。

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