3つめは、年をとるほど「『自分にはもう新しい人生の選択肢なんてない』と諦めてしまう」ということです。
ミドルやシニアの中には、「自分の将来のキャリアや人生の選択肢が狭まってきた」「もう新しい選択肢はない」と諦めている人もいらっしゃるでしょう。
しかし、それはまるで、「年齢」と「キャリアや人生の選択肢の数」が反比例するかのような、間違ったとらえ方です。
年齢を積んでも、キャリアや人生の選択肢は、少なからず存在します。ミドル、シニアからでも「越境学習」や「副業・兼業」に踏み出すことは十分可能です。
「越境学習」とは、法政大学大学院の石山恒貴教授が提唱している概念で、「社内外の多様な領域の人々に接し、学び合うこと」です。つまり、『会社員を襲う「あまりに大きな2つの変化」の本質』でも紹介している「ヨコの学び合い」です。
「人生が広がる、狭まる」=「学ぶ、学ばない」の差
「越境学習」や「副業・兼業」に踏み出した結果、多様な可能性に気づいて、新たな学びが触発され、それまで想定もしていなかったようなキャリアや人生の選択肢が突然あらわれる可能性も十分にあるのです。
35歳を過ぎてから「人生が広がるか、狭まるか」は、「学ぶか、学ばないか」の差ともいえるでしょう。
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