「いつの間にか他人と仲良くなっている人」が見ている世界が意外すぎた 無視されても心が折れない強さの秘密

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
いつの間にか仲良くなっている人たちの世界
無視されたり無愛想にされたとしても、相手の事情を理解できていればショックを受けることもない(写真:mits/PIXTA)

初対面の人と仲良くなるのは、決して簡単なことではない。なにしろ相手は基本的に“知らない人”なのだ。また、コミュニケーションに苦手意識を持っている方の場合はなおさら、越えるべき壁は高いものになってしまうだろう。

そのため、「いかに無理なく人と接するべきか」と密かに悩んでいる方も少なくないはずだ。

「いつの間にか他人と仲良くなっている人」がいる事実

だが不思議なのは、その一方で「いつの間にか仲良くなっている人」もいるという事実である。そういう人たちは、どんなことを考えて、なにをしているのだろう? そもそも、世界がどう見えているのだろう?

いつの間にか仲良くなっている人たちの世界
『いつの間にか仲良くなっている人たちの世界』(東洋経済新報社)書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします。

いつの間にか仲良くなっている人たちの世界』(野口敏著、東洋経済新報社)は、そんな疑問を解き明かし、「時間をかけずに多くの人と打ち解け、親しい仲になれるように」との思いから書かれたのだという。

著者は1989年から、「コミュニケーション教室TALK&トーク」を主宰する人物。35年におよぶコミュニケーション指導歴を持っているのだという。

だが青少年期はコミュニケーション――具体的にいえば特定の友人と親しくなってその関係を保つこと――が苦手で、失敗ばかりを繰り返していたのだそうだ。

しかし、なんとか自分の人間関係のつくり方を変えようと、さまざまなことに取り組んでみた結果、人との関係が少しずつ変わりはじめ、改善されていったようだ。そして30歳になったときには、自分が取り組んだプロセスを講座にして、コミュニケーションの教室を開くことにもなった――。

いわば本書は、そうした自身の経験に基づいて書かれているわけである。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
キャリア・教育の人気記事