「いつの間にか他人と仲良くなっている人」が見ている世界が意外すぎた 無視されても心が折れない強さの秘密
「いつ仲の人」には他人に親切だという傾向があるようだ。だとすれば、ぜひともそれを見習い、自分自身の習慣として取り入れたいものである。
もちろんほとんどの人は、(少なくとも自分にできる範囲のなかでなら)人の役に立ちたいとか、親切にしてあげたいと思っていることだろう。だが、そういった親切を相手に受け入れてもらえないケースもあるかもしれない。そういった場合、親切心を引っ込めたくなったとしても無理のない話だ。
そこで著者は、「相手も受け入れやすい、小さな親切からはじめてみてはどうか」と提案している。
エレベーターのドアを閉めようとしたら、エントランスから人の足音。閉めかけたドアをそっと開いて、その人を乗せてあげる。
そんな小さなことでいいのです。(中略)
こういうときに無意識に体が動くようになれば、あなたは本当に親切な人です。(162〜163ページより)
こちらが意識することなく人に親切にできるようになれれば、相手はそれを感じ取り、心を開いてくれるかもしれない。そうすれば必然的に、人とのつき合いも楽しく心地よいものになるだろう。相手が知り合いであったとしても、初対面の誰かだったとしても。
さりげなく相手を思いやる気持ち
「いつの間にか仲良くなっている人になろう」といわれると、「自分はコミュ障気味だし、そんなの無理」と抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれない。
だが、こうして「できそうなこと」を確認してみれば、決して難しくはないということがわかるだろう。それどころか、「いたって当たり前のこと」なのだとも。
そういう意味では、「いつ仲の人」を目指すという以前の大前提として、さりげなく相手を思いやる気持ちを持つこと自体が大切なのではないだろうか。
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