さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」。
そんな人は珍しくありません。
とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。
現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。
しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。
それらを現代の生活に合わせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
以下では、「疲れる人間関係を手放す方法」についてわかりやすく解説します。
「気遣い上手な人」ほど損をしている?
いい人や真面目な人ほど、心の無理・無駄が増えるものです。
「未来について安心したい」と願い、あれこれ手放さないでいることで、無理・無駄が自然に増えるからです。
それは、物質的な「もの」の話に限りません。
たとえば考え方や習慣、そして人間関係。
皮肉な話ではありますが、「自分は普通でいい」と思うほど、気を遣うことになり、自分への無駄な負荷がかさんでいくのです。
このように自分を守ろうとするあまり、未来を先回りして想像し、無意識に「~であるべき」「~でなければならない」という厄介なルールを作ることを「思い込み」と呼びます。
「思い込み」は、やがて「常識」となって私たちを縛ります。
「思い込みに従うなんて、明らかに無理・無駄」とわかっていても、やめられなくなることすらあります。
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