それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
幸福とは感覚でなく、人生への取り組み方
あなたは「幸せ」というものを、どのように捉えていますか?
ちょっと立ち止まって、考えてみましょう。
社会科学者アーサー・C・ブルックスは、「幸せとは結果でも目標でもなく、一つのプロジェクトである」と述べています。
うまい言い方だと思います。
多くの賢人が「幸せとは、未来ではなく、いま、ここにあるものだ」と言っていますが、なかなかわかりにくいものです。
ブルックスは彼なりの表現で「幸福とは未来の目標ではなく、いま生きていくうえでの取り組み方なのだ」と言っているわけです。
これは「幸福であることは難しいが、幸福になることはできる」と言い換えられるかもしれません。
誰もが幸福というものを「現在の努力の先にある未来のご褒美」のように考えがちです。
しかし本当はそうではないのです。


















