さまざまな悩みや不安を抱え、「楽しくないまま、いまを過ごしている」。
そんな人は珍しくありません。
とある調査によると「いま、あなたは幸せですか?」という質問にイエスと答えられる人は2割もいないのです。
現代は生きづらさや不安が増しているのかもしれません。
しかし、幸いなことに、多くの先人たちが幸せに生きるコツを残してくれています。
それらを現代の生活にあわせて整え、「即役立つ」ようにしたのが、新刊『あやうく、未来に不幸にされるとこだった』です。
以下では、「行動を増やすための技術」についてわかりやすく解説します。
考えるより行動するほうが幸せに近づく
「いま、正しい」と直感で感じたことは、思い切って行動するのがおすすめです。
「この選択でよいか」と悩み続けるより、良い結果が得られることがよくあります。
実際、ある心理学の研究によると、サッカーの試合結果に関する専門家の予測は、熟考したときよりも、直感に従ったときのほうが、的中率が高かったそうです。
ビジネスの世界で新しいプロジェクトや企画を進める際も、同じです。
「専門家の意見を聞いて入念に準備を重ねるより、とにかく実行するほうがうまくいく」
そんな傾向が見られます。
つまり「考えること」「検討を重ねること」以上に、「実際に行動に移すこと」が大事なのです。
「行動の結果がイマイチだとしても、とにかく行動したほうが幸福度は高い」
コロンビア大学の研究ではそんな結果が出ています。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事