「いつの間にか他人と仲良くなっている人」が見ている世界が意外すぎた 無視されても心が折れない強さの秘密
本書ではまず、あなたが「いつ仲の人」になるのではなく、「いつ仲の人」に見つけてもらい、その仲間の輪に入れてもらうことを目指します。(「はじめに」より)
「いつ仲の人」のそばで、その人柄やコミュニケーションスキルを学べば、自分自身もやがて「いつ仲の人」に近づいていくに違いない。ただし、それには時間もエネルギーもかかるはず。
そのため、まずは「いつ仲の人」に見つけてもらって、その輪のなかに入れてもらい、穏やかな人間関係を実感することが大切だというのだ。
だとすれば、どうすれば「いつ仲の人」と知り合えるのかが気になるところだが、そのためには「ちょっとしたふるまい」が必要であるようだ。そこで、“「いつの間にか仲良くなっている人」に「一歩近づく」小さな習慣”として著者が勧めている、いくつかのことを確認してみることにしよう。
ここで紹介されているのは、自分自身が「いつ仲の人」に小さく一歩近づくこと。「いつ仲の人」に少しでも近づけば、日々の暮らしも充実するという発想である。
冷たい対応が怖くなくなるということ
程度の差こそあれ、人間は誰でも「人とつながりたい」という願いを持っているもの。しかし、そうした欲求が強すぎると、場合によっては拒絶され傷ついてしまうくことも考えられる。
先にコミュニケーションをとれる人、これが「いつ仲の人」の強さであり、魅力なのです。(141ページより)
もちろん「いつ仲の人」にも、「あいさつしたのに返事がなかった」「話しかけても思ったような返事をもらえなかった」というようなことはあるだろう。しかし「いつ仲の人」は、それを「自分が嫌われているから」「自分が至らないから」とは受け取らないのだとか。
つまり、“相手にはなんらかの事情があって、いい対応ができない”ということを理解しているわけだ。
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