「人間関係がヘタな人」が知らない"質問力"の正体 信頼関係を構築するコミュニケーションの仕方

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(写真:Graphs/PIXTA)
変化が激しい時代に必要な能力の1つが「質問力」です。質問力は複雑な問題の本質を見抜くことができ、独創的な解決策を導き出すことができます。そして、質問力を高めることで変化を前向きにとらえ、柔軟に対応できるようになります。この質問力は自分のためにもなりますが、周りの人に「気づき」を促すことで相手の可能性を広げることもできるものです。「ただ問う」のではなく、一歩先を見据えて視野を広げて「問う」ことで人生は豊かになります。
仕事、人間関係、日常生活で活かせる「質問力」について、一般社団法人コーチング心理学協会、一般社団法人ポジティブ心理カウンセラー協会の代表理事の徳吉陽河さんの書籍『科学的に正しい脳を活かす「問いのコツ」 結果を出す人はどんな質問をしているのか?』より、一部抜粋・再構成してお届けします。

質問で信頼を築く

より良い人間関係を構築するために、質問をどのようにコミュニケーションとして用いていくかを説明していきます。

自分と相手に対して、共通になりそうなことを質問し、対話を重ねるごとに相手との仲が深まり、信頼関係を構築できます。その理由は、「共通体験」が生まれるからです。

「二人で何度も深い会話をした」という共通の体験が増えることで、人間関係は深まっていくのです。

同じ学校の同級生や会社の同期と仲良くなりやすいのも同じ理由です。共通の体験をすることで、人間関係に深みが出ていくのです。

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