10年後「キャリア築く人」「全然ダメな人」4つの差 成功する人ほど「3つの好循環」を回している!

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キャリアアップできる男性会社員
「キャリアアップできる人」と「全然できない人」の大きな違いとは?(写真:tiquitaca/PIXTA)
いまビジネスの世界で、「リスキリング」(学び直し)が注目を集めている。
リスキリングの本質は「変化する社会で、今後必要なスキルや技術を学ぶ」ことで、そこでは「独学力」が決定的に重要になる──。
30年以上にわたり、人事や人材マネジメントの研究を続けてきた高橋俊介氏が、このたび「社会人の学び方」を1冊で完全解説した新刊『キャリアをつくる独学力:プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント』を上梓した。同書は、発売後たちまち大増刷するなど、話題を呼んでいる。
世界有数の人事コンサルティング会社の日本法人代表を務め、日本に「キャリアショック」という概念を広めた「キャリア論の第一人者」でもある高橋氏が、「10年後『キャリアを築ける人』と『全然ダメな人』の4つの差」について解説する。

「学び自律」「仕事自律」のサイクルを回す

『キャリアをつくる独学力:プロフェッショナル人材として生き抜くための50のヒント』(書影をクリックすると、アマゾンのサイトにジャンプします。紙版はこちら、電子版はこちら。楽天サイトの紙版はこちら、電子版はこちら

キャリアとは、日々の経験を積み重ねていくことです。

しかし、ただ漫然と仕事をしているだけでは、「本質的なキャリア」を築くことはできません。キャリア形成には、自分で考え、行動する「自律」が必要不可欠になります。

自律とは「自らの価値観や自ら立てた規範をもとに判断し、行動すること」で、ここでは「キャリア、仕事、そして、学びに関わる全体的なプロセスを自分でマネジメントする」という意味で「自律」を使用しています。

その「自律」の中でも、とくに重要になってくるのが、「学び自律」「仕事自律」「キャリア自律」という「3つの自律」です。

それぞれ私の造語になりますが、「学び自律」「仕事自律」というのは、次のようなことです。

【1】学び自律
「なぜ学ぶのか(Why)」「何を学ぶのか(What)」「いかに学ぶのか(How)」
という3つの要素で、「主体的に学ぶ」こと。
【2】仕事自律
階層別で分業するピラミッド組織ではなく、小さなチームもしくは個人が、仕事の「Why」「What」「How」、そして「Do(実践)」と結果の「Check(評価・検証)」という「仕事のサイクルの全体像」を自ら回していくこと。

重要なのは、「学び自律」と「仕事自律」という「2つの自律」を相互に関連させながら回していき、結果として、3つめの「キャリア自律」を実現させることです。

この「好循環」が実現できるか、できないかで、5年後、10年後のあなたのキャリアは、まったく違うものになるでしょう。

「仕事」「キャリア」「学び」の三位一体の好循環(出所:『キャリアをつくる独学力』)


 次のページからは、具体的に「キャリア自律が実現できる人、できない人の差」を4つのポイントで解説していきます。

次ページ「チャンスを活かすよい習慣」で差がつく
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