まずひとつめは、「チャンスを偶然ではなく、必然にできるか」です。
予測可能性が低いなかで、「キャリア自律」に向け、どのようにすればチャンスを活かせるのでしょうか。
そこで、重要になってくるのが、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授の「計画的偶発性理論」で説かれた「チャンスを活かすよい習慣」です。
「独学で主体的に学ぶ努力を続け」「布石を打つ」といった能動的な行動パターンを習慣としてとることで、チャンスを計画的に起きたように必然化できるのです。
そして日常的には、「仕事自律」と「学び自律」の連鎖をベースに「キャリア自律」を実現していくという発想へと転換するのです。
「キャリア自律できる人」ほど「能動的な行動パターン」を習慣としています。
「セルフブランディング」で、周囲と信頼関係をつくる
もうひとつ、「セルフブランディング」は「チャンスを必然にすること」の一助となります。
「セルフブランディング」とは、自分の提供価値のポジショニング、すなわち自分はまわりの人に「どのような存在として認識されたいのか」という立ち位置を明確にすることです。
「自分はどのような価値を生み出す人間であるか」が相手にとっても明確であれば、相互信頼につながります。
まわりとの信頼関係が高まるほど、「チャンスにつながる確率」も高まるのです。
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