「俺と同じように、医者になれ」適性なくても?令和の今、医学部が大人気のワケ

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漫画「令和の受験親の『フツウ』」
『知らないと合格できない 令和の受験のフツウ』©西岡 壱誠/KADOKAWA
令和の受験事情は、昭和や平成の時代とは本当に大きく変化していて、また変化し続けています。今回は、取材の中で見えてきた令和特有の受験事情を漫画も絡めながら解説した書籍『令和の受験のフツウ』を上梓した西岡壱誠氏に、受験生の親が強硬に医学部を子どもに推す「フツウ」についてお話を伺いました。
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令和の今、医学部が大人気

近年、医学部の人気は明らかに高まっています。国公立大学の医学部志願者数はおおむね横ばいで推移している一方、私立大学の医学部志願者数は大きく増加しています。

2011年度に7万9657人だった私立大学医学部の志願者数は、2025年度には10万5833人にまで増えました。医学部進学が、以前よりも現実的な進路として広く意識されるようになってきていることがうかがえます。

こうした人気の背景の一つに、学費の変化があります。私立医学部は「学費が非常に高い」というイメージを持たれがちですが、近年は状況が変わりつつあります。

優秀な学生を確保するために、学費を大幅に引き下げる大学が増えてきました。たとえば順天堂大学では、2008年度に約900万〜1000万円の大幅な値下げを実施し、6年間の学費総額を約3000万円から2080万円まで引き下げています。また、関西医科大学や藤田医科大学などでも、学費改定が相次いで行われています。

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