10年間で残業時間を減らした企業ランキング《完全版》 5位はエイチ・アイ・エス、4位は伊藤忠商事、ではトップ3は?
長時間働くことが「頑張っている証拠」と見なされる——そんな価値観は、この10年で大きく変わった。人手不足が進むいま、選ばれる企業であり続けるには、限られた労働時間の中でいかに成果を上げるかが問われる。
ただし、残業が多いという企業体質は根深いもので、変えるのはそう簡単なものではないはずだ。難しいながらも、この10年で、実際に残業を減らすことができたのは、どのような企業で、どのように働き方を変えたのだろうか。
『CSR企業総覧(雇用・人材活用編)』2026年版(時点は2024年度)と『CSR企業総覧』2016年版(同2014年度)掲載の従業員1人当たりの平均月間残業時間を比較。減少幅が大きい会社を上位100社までランキングした。
比較は掲載する証券コード等が同じであれば同じ会社として計算。最近、持ち株会社に変更した場合でも、同じコードであれば単純に比較しているので注意していただきたい。
上位企業は残業を減らす仕組み化の作成と本気度が強い
ではランキングを見ていこう。ランキングの1位は飛島建設で31.9時間の削減となった。毎週水曜日にノー残業徹底デーを設けているほか、作業所異動時の休暇などの制度があり、休みを取るのが難しい建設業界にありながらも、週休2日を実現できるように取り組んでいる。
2位は日本オラクルで31.2時間減らした。労働時間の適正化、時間外労働の削減、年休取得の推進などで、10年前比の残業時間を大きく減少させた。裁量労働制度、フレックスタイム制度などが導入されていて、社員が自律的に働ける制度が充実していることも残業削減に寄与している。




















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