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〈半年で事態は急展開〉「パズドラ」ガンホーが唐突な社長交代…社長解任を求めたアクティビストとのバトルが影響か。経営実態は変わらない可能性も

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2012年にリリースしたパズドラを超えるヒットが生まれない状況に、アクティビストは「一発屋」と批判を強める(撮影:尾形文繁)

わずか半年足らずでの急展開だ。

1月9日、スマホゲーム『パズル&ドラゴンズ』(パズドラ)を手がけるガンホー・オンライン・エンターテイメントは、森下一喜社長が2月1日付で退任すると発表した。後任社長には、坂井一也CFO(最高財務責任者)が就く。森下氏は代表権のない取締役会長に退き、最高開発責任者を兼務する。

ガンホーによると、2025年11月頃に森下氏本人から「社長職を辞してゲーム開発の指揮統括に専念」したいという申し出があり、経営体制の変更について検討を開始。「取引先との関係性の維持および優秀な開発者の離脱防止」を考慮し、会長兼最高開発責任者に異動することを取締役会で決議したという。

アクティビストの2度にわたる“要求”

森下氏は2002年に会社の主力事業をゲームへ転換した際に経営を主導した、実質的な創業者だ。04年から社長を務め、12年にリリースして大ヒットを記録したパズドラなどのゲーム開発の総指揮を執ってきた。

ただ、パズドラ以降はヒットに恵まれず、ガンホーの24年度の営業利益は174億円と、ピークを記録した14年度実績の2割弱にまで落ち込んでいる。

こうした状況に目を付けたのが、アクティビストだった。同社株を8.5%保有するストラテジックキャピタル(SC)は、業績が低迷しているにもかかわらず、森下氏が3億円を超える報酬を得ていることなどを問題視。25年3月の定時株主総会で、固定報酬の減額などを求める株主提案を行っていた(結果は否決)。

SCはその後さらに踏み込み、同7月には森下氏の社長解任を求める株主提案を提出した。これに対してガンホーの取締役会は、森下氏が業績に大きく貢献していると主張し、同氏が解任された場合は「企業価値が大きく毀損されるおそれがある」として反対を表明。9月の臨時株主総会ではSCの提案に対する賛成票は28.35%にとどまり、社長解任というシナリオは免れた。

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