セブン‐イレブンに復活の兆し/2年ぶりに回復し始めた既存店売上高/経営新体制が仕掛けたリブランディングの成否
「このコンビニで、街のひとを幸せにする。それが私の夢」
初めて地球にやってきた宇宙人の前で、コンビニエンスストアのオーナー役の俳優・天海祐希さんがそうつぶやく。2025年9月に放送されたセブン‐イレブンの新CM第1弾だ。
続いて放送されたCMでは、コンビニでアルバイトを始めた宇宙人が、2種類の具材が入った贅沢なおむすびや、ラーメン店の店主も思わずうなってしまう麺類といった商品、弁当を購入した客に「温めますか?」と丁寧に尋ねるサービスにも関心を持ち、一生懸命に接客を学んでいくというものだ。
CMの刷新を主導したのは、25年にセブン‐イレブン・ジャパン社長に就任した阿久津知洋氏だ。
当時の心境について、「社内の士気が下がり、自信をもてない状況になっていた。『セブン‐イレブンは変わっていくんだ』ということを強く打ち出さなければならなかった」と振り返る。
2年続いた売り上げ不振、加盟店利益も減少
セブン‐イレブンは全国各地に2万1000店余の店舗を構え、依然として国内最大手のコンビニエンスチェーンだ。



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら