「エコは金がかかる」のか?
さて前回まで、エコであることを人生の目標に掲げれば、自動的に、そして我慢も敗北感も何もなく、実に元気にホクホクと「お金を使わない暮らし」を満喫せざるをえなくなるということを書かせていただいた。
ちなみに、世の中にはエコに対してそれとは真逆のイメージ、すなわち「エコは金がかかる」あるいは「所詮は金持ちの道楽」などと思っておられる方も決して少なくないように思う。
これはおそらく、エコな製品は高い、というところから来る印象ではないだろうか。
確かに、一般的に言って「エコ系」な製品は値段が高めである。例えば食品で言えば、無農薬や減農薬の米や野菜、昔ながらの製法で造られた調味料や加工食品などは、「てまひま」が値段に反映されている分、当然高くなる。無農薬の綿花を使った衣類なども同様だ。
なので、わざわざそういうもの選んで買うことができるのは「結局はオカネモチだよね」と考える人がいてもおかしくないように思える。
で、本当にそうなのだろうか。
私はどうかと言えば、確かに単価が高めのものもよく買っている。豆腐は近所の豆腐屋で作りたてを買うので一丁150円。スーパーの豆腐は100円以下のものも珍しくないので確かに高いと言えよう。
納豆もパック入り、タレ入りのものはプラゴミが出すぎるので、タレもなく容器も簡易な高級納豆を買う。90グラム160円。一般的な納豆は3パック(計130グラム前後)100円以下も珍しくないからこれも高い。
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