燃えるゴミは3カ月に1度しか出さない人の「末路」 ゴミを減らしたら増えていく「意外なもの」

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米は近所の米屋で2キロ1000円弱の減農薬玄米を買う。スーパーでは5キロ1500円のコメもあるのでやはり高め。油もゴマ油とオリーブ油を使用しているので、サラダ油より確実に高い。

でもですね、だからと言って私が「カネのかかる暮らし」をしているのかというと、これはもうまったく笑っちゃうくらいそうなっていないんである。

何しろここ7年ほど食品ロスというものをまったく出さない生活をしており、となると、そもそも買う食材の量が圧倒的に少ないのだ。こんな「高級食材」を買っても、1日に平均したら食材に払うお金は数百円程度。

洗剤もエコな「高級品」を買っているが、そもそもどんなにエコだろうが洗剤が水を汚すことには違いないと思うと非常にチビチビと使わざるをえないので、数年前に買ったものがまだ残っている有様である。洋服は主に友達からもらうのでそもそも滅多に買わない。

ってことで、エコも何も考えていなかった過去の自分と比べると、もうまったくお話にならないほど支出が少ない。

これは我ながら、ものすごく感慨深い事実である。

何しろずーっと長い間、少しでもおトクな暮らしをしようと、そのためにはできるだけおトクなものを買おうと絶え間なく頑張ってきた。スーパーの店頭やネットで価格を比較して、同じものなら可能な限り安いものを買うべく労力を費やした。でもそれほど努力しても、なぜかお金はいつの間にやらなくなってしまうのである。

安いものを買っているのに、お金が貯まらない理由

その原因が、今のような暮らしを始めてようやくわかったのだ。

お金がいつの間にかなくなってしまうのは、単価が高いものを買っているからではなくて、安かろうが高かろうが「量」を買ってしまうからだったんじゃないだろうか?

いや、考えてみれば、高いものをたくさん買うなんてことは現実にはほとんどない。安いものを一生懸命選んで買っているからこそ、つい「たくさん」買ってしまうのだ。

っていうか、そもそも「お徳用」商品は量が多いのである。「5000円以上買えば送料無料」とかも同様。お得と言われると、必要かどうかにかかわらずたくさん買ってしまう。言い訳は「腐るわけじゃないし、いつか使うから大丈夫」。

でもですね、私の経験から言えば、そんな「おトク」な製品を買う癖が身についてしまうと結局は毎日のようにおトクな製品を買っちゃうわけで、「いつか使う品」がエンドレスに増え続けることになる。つまりは、その「いつか」なんて永遠に来ないのだ。

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