燃えるゴミは3カ月に1度しか出さない人の「末路」 ゴミを減らしたら増えていく「意外なもの」

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で、これを参考に私の消耗品をリスト化してみると、

トイレットペーパー、洗濯用洗剤、重曹、クエン酸、歯ブラシ

以上である。

こう書くと、我ながら改めて感慨深い少なさだ。これでは金を使わないのも道理である。

で、これで不自由しているかというと、やってみれば特に何の不自由もなし。

前にも書いたが、シャンプーもボディーソープも歯磨き粉もなくとも何の支障もないし、スポンジなどなくともすべての拭き掃除は手縫いの雑巾1枚で片付く。衣類用以外の洗剤は、重曹とクエン酸さえあればオッケー。

っていうかそもそも大体の汚れは水で解決するので重曹もクエン酸も半年に一度ほど、プラごみ節減のため百均ではなくドラッグストアでたっぷりサイズのものを買うのみ。ちなみにドラッグストアへ行くのはこの2つを買う時だけだ。化粧品もシャンプーも洗剤も買わないとなれば、行く用事がまったくないのである。

でも東京にはとにかくやたらとたくさんのドラッグストアがあるので、普通の人はいろいろと買うものがあるのだろう。それを見るにつけ、自分がいかに「普通じゃなくなった(買わなくなった)」かを思って密かにグフフとほくそ笑まずにはいられません♡

トイレットペーパーは1ロールで2カ月

ちなみにトイレットペーパーは近所の古い「何でも屋さん」で買うのだが、これも、使い捨てをできるだけ減らしたいという強迫観念が積み重なった結果、一度に使う分量を「20センチ程度」と決めている。もちろん二重ロールのふわふわのものではなく一重でぎっちり巻いたやつだ。なので1ロールなくなるのに2カ月ほどかかる。

無論、トイレットペーパーなどさして高いものではないので大したお金の節約になるわけでもなんでもないが、そういう問題じゃなく、「無駄に使わない」ことがただ気持ちいいのである……と思っていたら、初期のコロナ騒動でトイレットペーパーが店頭から消えたとき、パニックになる世間とはまったく無縁な自分に気づき、これは案外最先端の生活ではと思うに至った。

何が起きるかわからない時代だ。お金などいくら持っていたところで災害だの戦争だので交換するものがなくなればどうしようもない。どんな時であっても間違いなく頼りになるのは自分のスキルである。少ないものでやりくりできる能力こそは最高の危機管理と言えよう。まさに買わない生活最強である!

ラップ類は、冷蔵庫を手放した時点で用無しとなった。だって食品を保存しない(できない)わけですから、そもそもラップが登場する隙間がない。というか、正確に言えば食材は「干す」か「漬ける」かで保存しているので、どうやってもラップに頼る場面がないのである。

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