万博で深刻化する《東ルート》の大混雑。"入場難民"を解消する《西ルート》4つの打開策を検証してみた

東ゲート側のシャトルバス乗り場(筆者撮影)
開幕から3カ月弱で来場者数1000万人を突破した「大阪・関西万博」で、問題となっているのが「午前中に起きる東ゲートへの来場者集中」。地下鉄・中央線側の東ゲートだけが極端に混み合っており、予約の集中で「午前中の万博入場予約が取れない!」「東ゲートの入場待ちも長い!」といった事態が発生している。
この混雑を分散させるべく、比較的空いている西ゲートへの誘導策が、次々と取られている。開始されたばかりの「東→西ゲート間バス」「徒歩ルート開設」「船の大幅値下げ・入場優遇」「新ルート・シャトルバス」。どこまで役に立つのか、実際に移動して検証、留意すべき点も検証してみた。
東→西ゲートへバスor徒歩 メリットは「別の意味で景色が楽しい!」

西ゲート行きのバス。乗り場近くにだいたいの情報が掲示されている(筆者撮影)
①西ゲート行きバス(午前中のみ運行・料金400円~)
まず最初に、西ゲート行きのバスについて紹介しよう。7月1日から、東ゲートから西ゲートに移動できるバスが運行を開始したのだ。
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