135カ国を旅したトラベルジャーナリストが万博へ行ってみた《交通編》。東京→大阪→会場は「相乗り」を駆使して「安く・効率よく」

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無人の西ゲート
万博会場には朝6時45分に到着、無人の西ゲート(写真:筆者撮影)
世界各地を旅してきたトラベルジャーナリストが大阪・関西万博を訪問。東京からどのようにアクセスし、会場内で何を見て、感じたか。「交通編」と「滞在編」に分けてご紹介します。
【あわせて読む】「トラベルジャーナリストが見た万博《滞在編》」
*記事の内容は配信時の情報です。

世の中、万博一色とまではいわないが、万博の話題は日々入ってくる。筆者のfacebookの知人には旅行好きが多いこともあるのだろうが、まだ開幕から2カ月あまりにもかかわらず、すでに20回以上訪問したという人が何人もいる。

開幕前のネガティブな報道はどこに行ったのかという気がしなくもないのだが、多くの人に共通するのが「行ってみたら(意外と)よかった」という感想だ。「百聞は一見にしかず」は旅の基本中の基本。というわけで筆者も6月14日の土曜、遅ればせながら万博を訪れた。

そのときに得た知見は2回にわたってお伝えしたい。1回目は万博までのアクセスについて。

東京から万博会場まで高速バスは2000円から

東京から万博会場に向かう場合、一般的なのは新幹線もしくは飛行機だろう。新大阪駅・伊丹空港・関西空港からそれぞれ万博西ゲートまで直通のバスが運行している。

だが、新大阪駅からのバスについては午前中の便がすでに予約で満席のことが多く、関西空港からのバスは1日3便しか運行していないので注意が必要だ。

安さを追求するために夜行バスを利用するという手もある。なかでも筆者がすすめたいのは東京から直接万博西ゲートまで乗り入れるバス。これなら乗り換えの手間は一切必要がない。

さくら高速バス・Tourist Bus・JAMJAMライナー・JRバス EXPOエコドリーム・WILLER EXPRESSなどが運行している。たとえばTourist Busは秋葉原駅から万博会場まで6月の平日ならわずか2000円という日もあった。これは大阪駅(うめきたグリーンプレイスバス駐車場)から万博会場までのバスと同額という驚異的な安値である。

7月以降の東京発万博行き高速バスの最安値は、さすがに平日(月~木曜発)でも3000~4000円台に上がってしまうし、8月以降はさらに高騰してしまう。近日中の平日に万博へ行こうと考えている人には有力な選択肢となりそうだ。

なお、万博会場まで高速バスに乗る人が気をつけたいのは会場への到着時刻だ。今回の万博では、1時間ごとに区切られた予約時刻の間でないと入場することができない。到着時刻が早いと待たされることになるし、遅れると予約時間にまにあわなくなることを頭に入れておく必要がある。

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