長嶋一茂「スタジオ退席! 」放送事故級トラブルを起こしても愛される理由

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小
長島一茂 ザワつく!金曜日2時間SP
「ザワつく!金曜日」公式ホームページより

8月22日放送の「ザワつく!金曜日 緊急!特殊詐欺2時間SP」で、レギュラーメンバーの長嶋一茂が、番組の途中でスタジオを一時退席したことが話題になっている。

クイズが出題された場面で、彼が答えた内容が不正解と判定された後、似たような答えを出した石原良純が正解と判定されたことに対して、一茂が納得いかない表情で「それは変だよ」と猛抗議を始めた。そして「俺、帰るよ」と宣言すると、そのまま席を立って本当にスタジオを出て行ってしまった。

取り残された司会の高橋茂雄、回答者の高嶋ちさ子、石原の3人は呆然としていた。石原が「まあ、季節の変わり目だからしょうがない」とつぶやいた。その後、一茂はばつが悪そうにスタジオに戻ってきた。そんな彼に高嶋が明るく「おかえり」と声をかけて、何事もなかったかのように収録が再開された。

感情を抑えきれない

2時間番組の中でほんの1〜2分だけのちょっとしたハプニングに過ぎなかったのだが、一部の視聴者にとっては「放送事故」と言ってもいいほどのインパクトを残す場面だったようだ。

このことはネットニュースなどでも大きく取り上げられて、波紋を広げていた。この出来事は、長嶋一茂という人物のタレントとしての特性を改めて浮かび上がらせるものだった。

一茂は長年テレビに出ている人気タレントではあるが、決して器用なタイプではないし、緻密に計算されたコメントをすることもない。むしろそれとは逆で、感情を抑え切れずに思ったことをその場で口にしてしまったり、唐突に怒ったり、気分を損ねたりすることがある。今回の退席劇も、その延長線上にある。

次ページはこちら
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事