なぜ焼肉店勤務の青年は人気アイドルになれたのか? timelesz・橋本将生が「弱さ」を認める理由と、"殻を破れる若手"の条件
「僕は弱い人間なので、色んな人に支えられてここまで来れたと思っています」
timeleszのメンバーに選ばれた直後、橋本将生は涙ながらに言って、頭を下げた。合格の喜びを語る場面で、なぜ彼は「弱さ」を口にしたのだろう。
オーディション番組『timelesz project』(以下『タイプロ』)を振り返ると、この言葉の意味が見えてくる。3次審査では「影が薄い」「ずっとクールで飽きてしまう」と厳しい評価。ところが最終審査後、佐藤勝利は「無限大の可能性を感じます」と評したのだ。
timeleszが行った、現役アイドルによる"仲間探し”オーディション。timeleszのオリジナルメンバーである、菊池風磨、佐藤勝利、松島聡が選んだのは、5名の個性的な面々だ。社会人視聴者から「中途採用のよう」とも言われていた本オーディション。
筆者はこれまで、「活躍できる新人」「選ばれるビジネスマン」の観点から篠塚大輝・猪俣周杜について記事を寄稿してきた。
本稿では、橋本将生を取り上げる。橋本は、芸能活動の経験はあったものの、オーディション期間中は焼肉店店員として働いていた経歴を持つ。ビジネスにおけるコミュニケーションの観点から、橋本の「弱さを強さに変える力」を分析していく。
「殻を破れる若手」に必要な3つの要素
『タイプロ』から約10カ月が経ち、歌番組にバラエティ、雑誌の表紙と幅広く活躍しているtimeleszのメンバーたち。12月26日からはドーム公演が始まるなど、"社会現象"と言えるほどの反響だ。



















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