なぜ焼肉店勤務の青年は人気アイドルになれたのか? timelesz・橋本将生が「弱さ」を認める理由と、"殻を破れる若手"の条件
同期となる篠塚は、一橋大学経済学部という学歴を持ちながら、完全未経験での加入。180cmとメンバー内で最高身長ながら最年少。「少年漫画?」と言いたくなるほどの属性が並び、『ザ!鉄腕!DASH!!』などで存在感を発揮。猪俣は、予測不能な天然キャラがバラエティで好評、『ニカゲーム』では、Kis-My-Ft2の二階堂高嗣と共演し、イベントまで開催されている。
もし、自分がこの2人と同期だったら……想像してみると、「自分の個性はどこなのか」と悩むかもしれない。
もっとも、3人それぞれが試行錯誤の渦中にいるし、橋本は自分の状況を冷静に受け止めている。
「理想のアイドル像に関してはまだまだ模索中」「かっこいいなと憧れるスターは沢山いるけど、自分はその人にはなれないので。"こんな人になりたい"と目標を掲げるより、自分がそのまますごい人になる、最近はそれが大事なのかなって」(『MAQUIA』2025年11月号)
「模索中」と言い切れることもまた、強さの証だろう。「これが自分のキャラだ」と決め打ちせず、弱さを隠さずに試行錯誤を続けられる。オーディションで見せた「殻を破る姿勢」がそのまま続いているということでもある。
12月の「GQ MEN OF THE YEAR 2025」授賞式で、今後timeleszとして挑戦したいことを聞かれた橋本は、「メンバーの誰かの家でホームパーティがしたい」と答え、真っ先に寺西拓人の名前を挙げた。「(寺西の家で)貝パーティをしたいです」と天真爛漫な笑顔を見せた。
先輩には敬意を持ちながらも遠慮しすぎない。同期の強みは素直に認め、自分のペースで成長する。このバランス感覚が、橋本が個性派集団の中で埋もれない理由なのだろう。
「弱さを認められる人」は強い
ただし、殻を破るには本人の努力だけでは足りない。先輩メンバーが橋本の変化を認め、言葉にし、サポートを惜しまなかったからこそ、殻を破ることにつながっている。
「僕は弱い人間」と、自分の職場で言えるだろうか。弱さを認め、殻を破り、変化を見せ続ける。橋本将生が示す姿は、令和時代の新しいチームワークのヒントになるかもしれない。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら



















無料会員登録はこちら
ログインはこちら