なぜ「timelesz」はこんなにTVに出ているのか? 異例すぎる"出演ラッシュ"ブレークの裏側

男性アイドルグループのtimeleszが、予想以上とも言える快進撃を続けている。新メンバー合流後のアリーナツアーを成功させ、ドーム公演の予定も発表された。またテレビでの冠バラエティ番組、個々のメンバーの出演も続々決まっている。従来の旧ジャニーズグループとは違うtimeleszの強みはなんなのか? ここで考えてみたい。(文中敬称略)
順調すぎるほどの再スタートを切ったtimelesz
timeleszは、8人からなる男性アイドルグループ。語尾が「sz」なのは、旧名のSexy Zone時代を引き継ぐ意思を示したものだ。
改名は2024年。その時点では菊池風磨、佐藤勝利、松島聡の3人体制。そこに昨年から今年にかけて大きな話題を呼んだオーディション「timelesz project」、通称「タイプロ」で選ばれた5人の新メンバーが加わった。
今年、新体制のもとデジタルシングル「Rock this Party」、アルバム「FAM」が発売され、ともにチャート1位を獲得。さらに初のアリーナツアーも成功させた。そしてツアー中に、今年末から来年初めにかけて京セラドーム大阪と東京ドームでドーム公演をおこなうことがサプライズ発表された。
きわめて順調なスタートである。特にドーム公演がいきなり決定したところには勢いが感じられる。
同じ勢いは、テレビでの活躍にも感じられる。

今年4月からは、グループの冠番組『タイムレスマン』(フジテレビ系)が始まっている。メンバー全員がボウリングや長ゼリフの暗記に挑戦し、切磋琢磨しながらグループの絆を深めていくバラエティ番組だ。
深夜の放送ながら、TVerなどの見逃し再生で異例の回数を記録して話題になった。今月27日には、初のゴールデンタイム特番が控えている。
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