旧ジャニーズ2月の数日間で起こった3つの出来事 解散発表・新メンバー・グループ再編が立て続けに

STARTO ENTERTAINMENT本格始動からまもなく1年が経つ旧ジャニーズ事務所。独立するタレントも増え、かつてのようなファミリー感は薄れつつある。そうしたなか、KAT-TUN(カトゥーン)の解散発表、timelesz(タイムレス)の新メンバー決定、さらにジュニアのグループ再編という大きな動きが、2月のわずか数日の間に相次いで起こった。そこから見えてくるものはなにか?
"不良系"KAT-TUNの解散が意味するもの
2025年2月12日、STARTO ENTERTAINMENT公式サイトでKAT-TUNの3月末での解散、亀梨和也の独立が発表された。結成から24年、メジャーデビューから19年目のことだった。

KAT-TUNはメジャーデビュー前に東京ドーム公演を開催、さらに2006年3月発売のデビューCD「Real Face」がいきなりミリオンセラーになるなど、圧倒的な活躍ぶりを見せた。
旧ジャニーズの歴史は、1990年代後半から2000年代初めにかけての「ジャニーズJr.黄金期」以前と以後に大きく分けられるだろう。
滝沢秀明や後の嵐、関ジャニ∞(現・SUPER EIGHT)のメンバーなどが中心となったこのブームを通じ、旧ジャニーズの基盤であるジャニーズJr.という仕組み、独特の文化が世に知られるようになった。メジャーデビュー組だけでなくその予備軍として多くのジャニーズJr.が存在する事実も周知のものとなり、「ジャニーズ」という集合体が広く認識されるきっかけになったと言っていい。
KAT-TUNは、その「ジャニーズJr.黄金期」以後のメジャーデビュー組として最も華々しい活躍をした一組ということになる。
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