万博で深刻化する《東ルート》の大混雑。"入場難民"を解消する《西ルート》4つの打開策を検証してみた

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といっても、車両は既存の外周バス「e Mover」と共通で、8時30分~11時30分の間だけ「e Mover」一部区間を運休、西ゲート行き一方通行のシャトルバスに振り向けるというものだ。

夢洲駅の裏手にある分岐点
夢洲駅の裏手にある分岐点。バス・徒歩は左、東ゲート入場は右(筆者撮影)

夢洲駅を出ると、地上出口の裏手に分岐点があり、バス乗車・徒歩の場合は左側に進む。前日までフェンスで仕切られていた場所に仮ターミナルが設置され、ここから状況に応じて数分間隔でバスが運行されているようだ。

支払いは現金不可、料金はゲート間利用だけが400円、外周バス「e Mover」1日券とのセットが1000円(従来と同じ価格)。直径約675メートル、一周約2キロの万博会場内の移動を考えて、セット券を購入した方が良さそうだ。

所要時間は3分40秒程度(実際に計測)、会場内・フェンス脇の道路を渋滞もなく走行する。終点から西ゲートまでは、300mほどだ。

西ゲート側の終点
西ゲート側の終点。すぐにフェンスの外に出されるため、撮影はできないようだ(筆者撮影)

東ゲートから西ゲートへの分散のために急遽開設されたシャトルバスということもあってか、全体的にかなり急なつくりで、誘導は人海戦術で何とかしているのが印象的だった。

暑いけど…徒歩での移動も可能

②西ゲートへ徒歩(午前中のみ・無料)

東ゲート→西ゲートの徒歩ルート
東ゲート→西ゲートの徒歩ルート(公式資料より)
徒歩移動ルートの経路
徒歩移動ルートの経路。カラーコーンで仕切られている(筆者撮影)
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