「まるでアニメの世界にいるみたい」と訪日客が歓喜!外国人向け学校体験「君ノ高校」は、”日本人も唸る”クオリティだった

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君ノ高校
日本の学校生活を疑似体験できるプログラムが、外国人客から人気を集めている(筆者撮影)
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「制服を着て学校の廊下を歩くなんて、まるでアニメの世界にいるみたい」

季節外れの長袖セーラー服を着た中国人の大学生が、一緒に歩いていた韓国人の大学生に、英語で微笑みながらこぼした。

日本の学校生活を疑似体験できるプログラムが人気

千葉県君津市にある「君ノ高校」は、日本の学校生活を疑似体験できるということで、訪日外国人観光客に人気だ。

廃校となった校舎を利用し、朝のホームルーム、日直、掃除当番、給食、教室での授業、そして卒業式までを体験できるこのプログラムは、昨年から注目を集め、メディアでもたびたび取り上げられている。

運営しているのは、団体向けに運動会を企画・運営する「運動会屋」。利用しているのは、2020年に閉校となった旧亀山中学校だ。

「普段、ここは『CAMPiece君津』として活用しています。弊社は、ほかにも茨城県や神奈川県など4カ所の廃校をキャンプ場として運営していますが、特にここCAMPiece君津は雰囲気もよく、体育館が2つあり、羽田と成田の2つの空港から近いため、直接お越しいただくことも可能ということで、ここで事業を始めました」

そう語るのは、「君ノ高校」校長(管理人)の古峰篤氏。このプログラムは、2022年に君津市に校舎を借りて、2023年11月から始まった。

(画像)上履き、給食、体育館…「アニメで見た日本の学園生活!」と歓喜する外国人客(20枚)
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